ピアノの調律のおはなし
こんにちは(*^^*)
ミーテピアノ教室の大高です。
今日は、レッスン室のピアノの調律を行いました。
ピアノの引っ越し後初めての調律です!
ピアノを引っ越した際は、
雨の中、クレーン車で吊るして移動したので、
最近音が不安定になっていました。
今回は、ご近所に住んでいらっしゃる調律師の森さんにお願いをしました。
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ピアノは、
”弦”と呼ばれる、金属製の細い線を、
ハンマーで叩いて音を作ります。
弦は1音あたり3本(低い音は2本〜1本)ついていて、
ピアノ全体だと約230本の弦がついています。
弦の張りによって、1音1音の音の高さを決めていくのですが、
この張り具合が、
ピアノを演奏したり、動かしたりすると、ゆるくなったり、
また、気温や湿度の変化により、きつくなったりします。
この弦の張り具合を調整して、
音の高さを合わせて行く作業を、『調律』と読んでいます。
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〜調律の様子〜
音程のズレとマフラーフェルトの消耗、
そして音の響き方が気になり事前にご相談をしたところ、
状況を見ながら、ハンマーフェルトの調整までしてくださいました。
ピアノの音色は、
このハンマーフェルトの具合でほとんど決まるそうです。
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前回の調律から少し間が空いてしまったので、
調律を終えたあとのピアノ音がより素晴らしく感じます。
弾いている音が整っていると、
演奏していて気持ちがよく、練習もはかどりますね。
やっぱり定期的なお手入れが重要です!
調律は、年に1回ほどが目安となっており、
ピアノを弾く頻度や環境に合わせて、回数を調整していきます。
お値段はだいたい、1万円〜3万円ほど。
調律師さんによって、大きく異なるのですが、
今回はマフラーフェルトの貼りつぎも合わせて、1万5千円程でした。
乾燥や多湿、急激な温度変化があると、
音程のズレや、ピアノに使われている木のダメージにつながるようで、
調律をしながらいろいろな知識も教えていただきました。
ひとつやらなければいけない大仕事を終えて一安心です!
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